2011-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20110102143836

元増田です

一言で言うと、あまりにも現実での自分ネットでの自分限界にギャップが生じてしまうと、自分存在のありかたに疑問を抱いてしまうということです

ネットで他人に対して無償の努力をするのも、結局自分が充実したいから。喜んでもらえると自分楽しいから本心から人の為と思ってピュア良心で行動しているわけではない。自尊心を満たす為に、振舞っているだけとも言える。その結果、他人からお世辞とはい感謝や親しみの言葉を貰えることは自分の心を潤すし、それはリアルでは得られなかった経験だった。

だってお世辞だとはわかってる!

けど、人は本当に関わりたくない人、関心のない相手に、毎度お世辞を言う労力をいちいち使わない。特にネット上では、相手を無視しようと思えばリアルに比べて簡単にできるのだから。もし、僕が相手に不快感を与えているとして、それでもお世辞を使ってくれているのだとしたら、なおのこと相手に負担をかけていることになる。

本心にしろお世辞にしろどちらにしろ、相手から好意的な言葉を貰ってそれで自分は充実感を感じてしまっているのに、自分はそれに見合うだけの代償を相手に払っていない。虚構でしかない。相手を騙しているにも等しい

ネットはいえ、5年以上の付き合いになる相手もいる。その中には仕事を一緒にした人もいる。相手も虚構とわかってお世辞でつきあってくれてるのかもしれない。けど、仕事現実に成功して、僕は収入クライアントからの信頼を得た。そこまで来るともう、虚構とわりきれる問題ではない。

自分は、聞くのと話すのと体に障害があるので、精神的には正常でも現実では知的レベルに異常がある人だと思われやすい。常にそういうフィルター下で評価されてきたし、親でさえそうだった。言葉コミュニケートが正常に取れないということは、現実社会では一人前になりえない。そこまでネガティブな評価をされないにしても、相手にするのが面倒だからいないものとして扱われることが多い。どんなに勉強して、どんなに作品や成果物を作っても、それが評価されて仕事の評価に繋がったことは数えるほどしかなかった。

けど、ネットではビジネスの相手でもまずはメールのやりとりから入ることができる。打ち合わせも文字を介するチャットでなら、会話の輪に入って相手とイーブンな立場で発言することができる。これはリアルではありえないことで、いちいち相手に言わなければ僕の現実がわかってしまうことはない。(最近たまスカイプを要求されて適当ごまかしてるけど、すでに仕事で信用関係できてるとなんとかなってしまう)今ではもうリアルで得られる収入ネットの付き合いから持ってきている仕事収入とが逆転してしまって、ネットだけで食っていける状態になってしまってる。食えるほどのお金を貰って、もうお世辞とかそういう問題じゃなくなってしまってる。

もう、ネット上での自分リアルでの自分乖離しすぎていて、許容できなくなってる。虚構だったはずのネット上の自分が稼いだ金でリアルの飯を食ってる。一体なんなんだって気持ちになってくる。全てが馬鹿馬鹿しくなってくる。

ネットやめるしかないのかな。

記事への反応 -
  • ネットとリアルのギャップが辛い。 僕はネットではリアルよりはるかにスペックの高い人に見られがちだ。ネットの知り合いからは頼りにされたり、「~君は何やってもできるなーす...

    • よくわからない。 リアルとのギャップがあったら駄目なのか?

      • 元増田です。 一言で言うと、あまりにも現実での自分とネットでの自分の限界にギャップが生じてしまうと、自分の存在のありかたに疑問を抱いてしまうということです。 ネットで...

        • http://anond.hatelabo.jp/20110102205812 良かったね。ストレートに元増田の「良いところ」をアピール出来る場があって。 「車椅子の物理学者」スティーブン・ホーキンス氏をご存じかな? http://...

          • このツリー2番目の増田。 この発言内容にはまったく同感だが、スティーブン・ホーキングな。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AD%...

            • http://anond.hatelabo.jp/20110104204310 あ、ありがとう、増田。「不思議の国のトムキンス」と混同しちゃったんだよー。靴じゃないよー。いや、映像まで引き出しておいて、お名前を間違えるな...

      • 親の理解が全く得られてないのも自分にとって負担になってるのかもしれない。 いくらネットでの仕事を真摯に親に説明しても理解してもらえず、「怪しいネズミ講みたいなことをや...

        • ネットも現実の一部だよ。現実と関わるのに道具が介在してるだけ。目の悪い人が眼鏡かけたからって「現実とはかけ離れた世界で自分を課題に演じてギャップがつらい、みんなをだま...

    • 本当のコーチングを受けに行ってそのこと話した方がいいと思うよ。「教えるのが上手」とコーチングはまったく違うから。

    • 社交辞令という物があってね。 何人かのグループがあるとして たとえば、AさんがB君に 帽子をプレゼントする。B君はプレゼントされた帽子をかぶる。 Aさんは、にあうにあうー とい...

    • ネト充には誰でもなれる。 しかし実際にネットを見てみると、ネットでも他人に引かれる人やサークルクラッシャー、何をやっても炎上する人等がいる。 ネト充には誰でもなれるのに...

    • リアルでは見た目が9割なようにネットでも見た目が9割 ただしネットでの見た目とは文章、語彙、またはその人の作成物(絵や音楽など)の印象だから リアルで9割終わっててもネットで...

    • id:ululunと言います。 あなたの文章を読んで、あなたという「ひと」に凄く興味を抱きました 是非一度、お会いしたく思います。 エントリも書きましたので、よろしければご一読いただ...

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