公務員を叩く場合には事実に即しているか否かは問われないらしい。
とある評論家いわく、いま日本で唯一給料が上がっている職業は国家公務員なのだそうだ。
もちろん間違っているわけだけど、私の友人なんかもそう思っている人がいたりする。
わたしは高卒程度採用の底辺国家公務員として何年か前から働いているわけだけど、毎年俸給表なり諸手当なりが
引き下げられている。俸給表については若年層は守られているのだけど、手当の削減が響き、私の場合は2年目の給料が
一番高かったような状況。
とある主任は係長に昇進し、仕事と責任範囲が広がったのに給料が下がり、昼ごはんはうどん茹でて麺つゆ掛けただけ。
あんまりかわいそうだから、私もうどんとナスのてんぷら持ってって、いっぱいあるんでどうぞとか言って一緒に食べたりしている。
そんな微笑ましくも貧しい話はどうでもいいのだけど、政権交代以来業務に係る予算も減り始めたのはこまる。
今まで、天井の蛍光灯を間引いてみたり、エアコン設定変えられないようにリモコンを回収されたりとかで庁舎費を節約
してきたけど、それは本業で使う分を守るためだった。もう本業の分も削減されることが決まったので、うちの部門の行政サービスは
質が落ちると思うよ。わたしたちが頑張ってもだめなの。あの機械を守るには一本1万円する缶スプレーが必要なの。
でももう買えないの。なぜか調達数よりも倉庫にある未使用品+空き缶の合計のほうが多いけどそれはきっとサンタさんのプレゼント。
具体的に手当てついていくらなん? 匿名だから言っちゃえー!
公務員の人はよく見落としてる事なんだけど、「失職のリスク」が限りなく低いって時点で公務員の給料は十二分に高いよ。一生分の仕事と給料が最初から用意されている民間の職業な...