2010-09-06

10年来の友人

10年来の友人から電話があった。

競馬で4万円負けた。即金で金になるバイトないかな?」

彼は、30代独身生活保護を受給している。

僕はサラリーマンだ。

だから、そんなバイト知るわけもないし、

もちろん紹介することもできない。

「土方とか工事現場としか思いつかないな」

的外れかつ当たり障りの返答しかできない。

彼とは、専門学校時代に出会った。

頭の回転が速くて、話をしてて楽しかった。

専門学校卒業して、お互いフリーターをしながら、

将来の道を模索していた。

最終的に僕は24歳でITエンジニアの道に、

彼はフリーターを続けながら、自分の夢を追いかけていた。

30代も目前のある日、彼は「ITエンジニアの道に進みたい」

相談してきた。

「年齢的に厳しいかもしれないけど、本気ならば頑張ってみればいいよ」と

専門学校の選定等、色々と話し合い、心から応援していた。

彼は29歳で専門学校に入学した。

卒業間近の就職活動期間中のある日

「知人の起業を手伝おうと思っている」と連絡があった。

もちろんIT関連の会社ではない。

ざっくりと事業内容も聞いたが、一抹の不安を感じたので、

「今までの勉強したことが無意味になるから、やめた方がいいよ」

と説得を試みたが、結局、知人の起業を手伝うことになっていた。

それから半年後、

給料が遅れている。会社はもう駄目かもしれない。」と連絡があった。

「早く辞めてから、次を考えたほうがいい」と伝えた。

その後、色々と就職活動をしたが、30代での就職は本当に難しい。

結局、失業保険生活保護の流れで2年が経った。

そして、生活保護受給中のギャンブルといった今回の電話

本意のほどは分からないが、「金を貸してくれ」としか僕には感じなかった。

翌日、彼の口座に自分なりに精一杯の金額を振り込んだ。

お礼の電話は来たが、金は返さなくて良いと伝え、電話を切り、

彼の電話番号を着信拒否リストに加えた。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん