死刑廃止をアイデンティティとする方々の千葉法務大臣への批判が
「裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!鳩山と同じに、裏切ったんだ!」
みたいなのばっかり。
法務大臣が、
「自分が当事者になって真摯に考えた結果、やはり死刑執行は必要だった」
と考えたかもしれないとは思わないのか。
本来であれば、ともに死刑廃止を掲げる方々は、
「これまで執行を避けてきた大臣がこんな局面で執行するとは、今まで知りえなかった何かがあるのか。
それを確かめて自分たちも主張を再検証せねばならない。」
と考えるべきところではないか。
なのになぜ、過程の検証を飛ばして、執行の有無だけとらえてキャアキャアと非難するのか。
パフォーマンスだと言われるが、この状況で執行して誰かへの何かしらのパフォーマンスになると見込む人がいるのだろうか。
落選して「自由」となった身だからこそ、
両方から叩かれるとわかっていても、自分の信念に拠って執行せねばならないと考えた、
と想像するのは美化し過ぎだろうか。
死刑廃止を掲げる方々にとっても法務大臣はそれほどまでに信頼できなかったのか。
信頼がおけなくても自分たちに都合のいい主張さえしてくれればそれでよかったのか。
法務大臣の人柄や法務官僚を謗るのは、法務大臣が考えを変えた過程を検証することで自分の信念・論拠が
揺らぐことを恐れて、論点を逸らそうとしているだけではないのか。
死刑執行しなきゃしないで叩かれて国政の舞台から下ろされて、 したらしたで叩かれる。 正直言って同情した。 この人に鳩山弟みたいな面の皮の厚さがあればいいんだけど。。。
死刑存置をアイデンティティとする方々の反応も似たり寄ったりだが。
当選しなかったんだから マニフェストとかどうでもよくなったんだよ 死刑廃止じゃ当選できないんだもん