ヤンデレに限らず、様々な特殊嗜好ってのは、「本物」に遭遇したり、その闇の部分に直面してないからこそ可能な娯楽なんだよなと思う。
「パソコンの使い方分からないから教えて欲しい」と誘われ彼女の家にホイホイ付いていったら、部屋で出されたコーヒーが睡眠薬入りで、しかも用量が滅茶苦茶だったため三日ほど昏睡状態になった俺には、ヤンデレ嗜好の普及はなかなかきついものがある。
「やばい!何か盛られた!」と直感して階下に居る彼女の母親に助けを求めようと四つん這いになって部屋を出ようとした時、彼女に後ろから抱きつかれ、耳元で「なんで?なんでそっち行くの?」と何度もつぶやかれたのが原因で、未だに背後から抱きつかれると足がすくんでしまう。退院直前に妹が巫山戯てそれをやらかした時は失禁した挙げ句呼吸困難にまでなった(そして妹は両親からこっぴどく叱られ、俺は退院が少し伸びた)。ちなみに、その後の家宅捜索でロープやオモチャの手錠、ナイフ、どこで手に入れたか合法ドラッグのような物も見つかったそうな。何するつもりだったんだか。
いやほんときつよ。完全無防備な状態で、好意を寄せている相手から唐突に命を脅かされるっつーのは。
そりゃ自分の身に降りかかったら何が起きたか分からん、どうなるかも分からん。これは怖い。 創作物なら大抵は伏線があり(されない事もあるが)、必ず帰結が提示されるから安心で...
この話が恐ろしいのは、この程度のディスコミュニケーションはどこにでも転がっている事 ストーキングしたり睡眠薬を盛ったりこそ珍しいが
ホラー映画大好きでジェイソンは俺の嫁とか言っちゃう人に 「ねえ、現実に森の奥深くの洋館に閉じ込められて得体の知れない怪物に追い回されてみない?」 と誘ってもほぼ10割がN...
そのジャンル(?)は、わからないけれど、私も、とあるジャンル(?)の創作物に耐性といえるようなものがあるような気がする。 自分の経験を考えると、そういうものを平気で読む...
ヤンデレの何が怖いって一度本物と付き合うと今後恋人を選ぶ際にもっと凄いヤンデレ入ってないと満足できなくなること
似たような話がある。こどもの頃のレイプ経験のせいで男性恐怖な女性が、なぜかレイプもの(男性目線)のファンタジーを好むという話。おそらく自分の中の「過去の恐怖感とか無力...
「トラウマの再現性」じゃなかったかな。 戦友を失った兵士が、戦争が終わっても傭兵を続ける事で、 同じ状況下に身を置いて「今度は助ける事ができるんじゃないか」と思っちゃう心...