2010-06-26

恐い女の話

私が昔働いていた小さな医院の話です、院長が気に入ったホステス愛人にし自分病院で働かせる事にしたのが始まりでした。

彼女は年は35の既婚者、顔は悪い部類で胸もA程度のスペックなのですが、胸元が派手に開いた上にレースでスケスケな服を着、金の臭いのする患者には徹底的に媚び、金持ち患者に大人気になりました。

彼女の夫がどういう人なのか知りませんが、自慢好きの彼女が話題にしないと言う事は、たいしたスペックではないのでしょう。

本当か嘘かは解りませんが有名大学をつまらないから中退したと言うのが彼女の自慢で、本当なのかなと思う程に頭の回転が良く仕事もでき、医院で院長夫人がやっている仕事自分が仕切るようになり、院長夫人からも絶大な信頼を得て、他のスタッフには病気で休むだけでヒステリーを起こすような夫人が、彼女が月数回生理が重いから今日は休ませていただきます―と休む時だけは、まぁ大丈夫ゆっくり休んでね。ととても優しいなど、医院の中であっという間に権力を握りました。

彼女自分の好かれたい人には徹底的に好かれましたが、スタッフいびりが酷く人を豚のように扱い、どんどんスタッフを辞めさせていきました。

院長は入り婿で病院も夫人の親に建ててもらっており、院長夫人はとてもプライドが高く、かつて女好きの院長が愛人を作った時は徹底的に暴れたのですが、院長が毎日彼女を車で送ってそのままセックスをしていても、彼女にいびられやめて行く人達が院長夫人に彼女の問題を訴え浮気を伝えても、スタッフがろくでもないと信じ彼女を疑いもしませんでした。

しばらくして若い爽やかな医者が来ました。

その人はあっという間に愛人に食われ、すぐに愛人に夢中になってしまいました。

愛人離婚しその医者再婚、そこで彼女の乗り換えに気が付き怒った院長がすぐにやめさせましたが、愛人は夫に新しい医院を建てさせ、院長夫人に収まりました。

若い医者は本性に気付いている様子もなく、そのまま引っ越して行った2人のその後は知りませんが、何があっても彼女が不幸になる事はありえないだろうと思えるような生命力に満ち溢れた恐い女でした。

  • http://anond.hatelabo.jp/20100626194810 昔書いた恐い女に食われた病院のその後をメモ。 愛人は医院を辞めるさい患者の情報を盗んで、遠くの患者には送迎までつけて残さずごっそり奪い取ったそ...

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