2010-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20100429024310

科学者の横のつながりが強く求められてくるんじゃないかな。

 

それなりに評価されている科学者が、組織を超えて何人か集まり、それなりに立場を賭けて、大衆にも分かり易い要望が上げられれば、よく分からない官僚の立てたシナリオなんかより、支持も得られるんじゃないかな。

 

もちろん失敗のリスクもあるけど、事業個別には見ずに、全体としての勝率で考えるリスク分散。もちろん成果の見込めない者は直ちに切る。無謬神話に縋りたい官僚責任が乗るようなことをすると、成果が出るまで無限に続けられることになるからダメ

 

 

けど、基礎研究とそうでないものを、予算としてどう切り分けるかは、説明が難しいだろうな。ほとんどの基礎研究擁護者も、きちんとその違いが説明できてないし。すぐ混同して、分かり易い成功例で例示しちゃうので基礎研究の説明でなくなる。

記事への反応 -
  • 何年も失敗し続けた科学者の率いるチームより、 別のアプローチを持った勝算のあるチームに予算を付け替える という選択肢は考えないのかな?   既存の科学者ヒエラルキーが、市場...

    • その勝算を判断する人がいない。 いままでは、文系の官僚や政治家だった。判断できるわけがない。 理系の完了になった?現場経験ないので・・・なぁ。 この世のプロジェクトの成功...

      • 科学者の横のつながりが強く求められてくるんじゃないかな。   それなりに評価されている科学者が、組織を超えて何人か集まり、それなりに立場を賭けて、大衆にも分かり易い要望が...

        • 工学(産業)では割と、こないだ仕分けで縮減対象になったNEDOや産総研がそれに近い仕組みを上手くやっている方だと思うんだけど。 基礎科学に関してはもっとこのレベルからの目線...

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