2010-03-17

労働問題としての沢尻エリカ

最初に言っておくと沢尻エリカの演技は見たことない。

彼女の「6か条の誓約」がマスコミで話題になってるし、そもそもゲイノウカイ自体がおかしいよねと思うので、ちょっくら書いてみる。

別に…」で騒がせた沢尻エリカが2年半たってよーうやく復帰したそうな。

浮き沈みの激しい芸能界で、ろくすっぽドラマなどに出てないにもかかわらず、まあよくもここまで引っ張ってこれたなぁと純粋に感動さえ覚える。

マスコミ各社によると、復帰に当たって「別に…」のタカビー沢尻が、またとんでもない条件を突きつけたようなイメージで書かれてるが、その内容は以下の通り。

沢尻エリカ総シカト!? マスコミに突き付けた禁断の6カ条!

http://www.menscyzo.com/2010/03/post_972.html

沢尻の活動情報は今後、公式サイト内の「プレスルーム」から発信するというが、そこを閲覧するには沢尻側からの「許可」が必要だという。マスコミ各社には、情報閲覧の条件として、以下の6点に同意し、事務所側に同意書を送らなければならないというルールが課されたのである。

1 沢尻エリカ情報声明を伝える場合、歪曲や、誤解を招く表現を避けること。

2 情報を公開する前に、その信憑性を十分確認し、根拠のない噂話は一切公開しないこと。

3 屈辱的な表現侮辱表現を、沢尻やその家族先祖・子孫や配偶者を含む)に使わず、彼らの名誉を棄損するようなコメントはしないこと。

4 沢尻とその家族私生活や、プライバシーに関わる情報及びコメントを、許可なく公開しないこと。

5 不明確、事実ではない、もしくは沢尻やその家族にとって有害情報を公開した場合、 きちんと訂正すること。

6 私有地、もしくは公衆の立ち入りが制限されている場所、もしくは私生活にて撮影された、アーティスト沢尻)やその直系家族映像及び画像の入手、またそれらを事務所の許可なく一方的に公開したり放送しないこと。

 これらの条件に同意しない場合、あるいは一旦同意したものの約束を破った場合、「プレスルーム」へはアクセスできなくなるという。また、マスコミアクションに対して沢尻側から法的手段がとられた場合、スペイン法律に従うことも同意書で誓約しなければならない。

 ひとつひとつはごく当たり前の要求であり、マスコミの暴走を阻止するためには必要な約束であるという言い分なのだろうが......。

ひとつひとつはごく当たり前の要求」とサイゾー自体が書いてるとおり、初めて読んだときはあんまりにも当たり前過ぎて肩すかしを喰らった。

もちろん芸能人は「熱愛」だの「破局」だので、ドラマ映画の公開やらと合わせて、狙ってプライベートを切り売りすることで宣伝してる部分もあるが、これを避難する方がどうよ?と思う。

某ジ○ニーズなんかもそうなんだけど、「結婚させない」とか、まだ十八歳にもならんようなアイドルとかでも、「休みなく働いて」とか「睡眠時間は3時間で…」とかインタビューで見るけど、これってどーなんだろね?

労働環境としては社畜以上の「奴隷」じゃね?顔知られてるから、オフの日だってどんだけ自由に過ごせるかもわかったもんじゃない。

結婚したくても事務所が許してくれないから、「できちゃった結婚」をせざるを得ない。

芸能人がこんなコキ使われてるのが日本だけなのかどーかは知らないけど、労働環境として芸能界を見たときに、あんまりにも異常すぎるよね。

芸能界労働環境がまともになれば、テレビ局制作会社)やらマスコミ労働環境も多少は変わる・・・のか知らんが、いくらなんでも芸能人がかわいそうになって書いてみた。

  • その昔の芸能界(能とか歌舞伎とか?)の役者さんたちは、士農工商でいうところの「穢多(えた)」って身分だったそうな。 別に金銭の面やらで苦労する例はそんなには無かったが、...

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