2010-02-17

葬式と墓、生死観

大事な人との死別はよほど特殊な生き方をしてきた人でなければ通る道だろう。

人が死ぬと葬式をして墓に入る。

それに対して少しばかり思うところがあるので殴り書く。

葬式は誰しもがそれを必要としているわけではない

 葬式は生者が死者との決別をするために行うもの。

 世間体だけの為にやるとしたらそれは余りにもばかげている話。

 霊なんて今時大真面目に考えてる人間なんて殆どいない。

  ならば宗教儀式的な部分は省いても問題は無いはず。

  経をありがたがる人間は老人のみ。

葬式はあまりにも不経済的な行為である

 100万単位で金が飛ぶ。

 葬式をしなければ10万程度かそれ以下で済む。

 「坊主丸儲け」という言葉意味を考えよ。

墓は本当に必要か

 墓とは生者が生者の心の中の死者と語らう場所である

  形見等で代用することは出来ないのか。

  そもそもモノや場所にとどめる必要があるのか。

 墓とは死者が眠る場所である

  それを信じている人間今日本にどれだけいるのか。

  墓が産業廃棄物になりかけているという事実

あなたは墓に入りたいか

 残された人間経済的負担を押し付けるのでは。

 死んで思い出してもらえないと悲しむ意識は死んだときには既に無い。

  仮にあったとしても放逐されている墓は日本中に溢れている。

めんどくさくなったから終わり。

伝統文化も大事なのかもしれないけど簡略化も必要だよね。

死者が生者の足をひっぱるってどうなの。

若者の足を老人がひっぱっているってネトウヨはよく言うけど、

死んでからも足をひっぱられるのはごめんだ。

仮に生者が必要だと思って葬式やら墓を用意するのであれば必要な人が用意すれば良い。

しかし必要がないと思える人間にそれを強要するのはどうなんだろう。

昔からあるから、文化だから、伝統だから、皆やってるから。

そういう惰性に流されるのは物凄く嫌。

飲み会の一杯目はビールだ!って言い張られるのと何一つ変わらんのだよ。

好きにさせろ。

  • ここだと基本価格は28万らしい。 http://www.saikian.jp/estimate28.html オレも自分の葬式はいらんと思うが、死んでしまったら自分の肉体は既にオレのものではない。 煮るなり焼くなり好きに...

  • ご先祖様あっての自分ということを自覚した方がいいよ。 そういうことを真面目に考えるととても重いから,敬意を形式化して日々の生活を効率化するためにこういう儀式に落ち着いた...

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