2010-01-03

面接落ちまくる東大卒ニート

東大を出れば将来は安泰で、大企業正社員官僚にでもなれるのかと思っていたのが、今じゃニートです」

 

現在実家住まいの氏はため息混じりにそう嘆いた。

学生時代から人と話すのが苦手で、大学ではまったく友人ができず、サークル活動にも参加しなかった。

コミュニケーション能力のなさが採用されない原因だと自己分析する。

 

「人事の人は、一応、東大だから書類選考は通しておこうって感じですよ。

 面接の時に、『学生時代に何をやりましたか?』と聞かれ、いつも『ウッ』となって何も言えない。

 自己PRも『勉強に力を入れた』としか書けなかった」

 

「正直言って今の実家暮らしは快適ですね。

 あと1年はニートを続けるつもりです。もう開き直ってますよ」

 

そんな氏に対し、両親はまだ希望を持っている。父親から、

 

「そこらへんの民間企業なんか東大卒の行くとこじゃないんだから、何十社受けてもムダだ。

 座っているだけで給料が貰えるような仕事を探せ!」

 

と檄を飛ばされたという。

 

「そこで最後の賭けで受けたのが市の公務員試験です。

 でもあっさり面接で落とされましたね。

 『部活サークルボランティアもやってない人間仕事ができるのか?』と詰問され、カチンときました。

 お役所まで就活ゴッコされたら困ります」

 

氏の怒りの矛先は文科省にも向かっている。

 

「俺は東大を頂点とする文科省が作り上げたピラミッドを完全に登ったのに、ニートになったわけですよ。

 こうなったのはすべて文科省のせい」

 

そこで、せめてもの抵抗として、500万円程度ある奨学金の返済を滞らせているというが

お門違いも甚だしい・・・。

 

確かに学歴は大きな指標のひとつだが、バブル反省から、企業高学歴=優秀な人材とは思っていない。

むしろ今、企業が求めているのは社会人としてのマナーや問題解決能力

学歴重要だが、学歴だけでは企業が求めるものとのミスマッチが起こり、学歴難民は増えるばかりだろう。

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