2009-11-23

[][] ウィキペディア日本語版観察記 16

WIkimedia Conference Japan 2009 (http://www.wcj2009.info) にいってきたメモ

会場は6部屋に分かれていて、学会発表ウィキペディアオフ会的なもの、

ついでに来ちゃいました的な講演などがあって、

よくいえば多様、わるくいえば雑多なイベントだったと思う。

ウィキメディアと多言語

http://www.wcj2009.info/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0:E-2b

発表者はボランティア翻訳者とりまとめなどをしているウィキメディアン。

translatewikiとかmetaでの翻訳者の数や活動などの報告。

アクティブ翻訳者は各言語ごとに数人程度だとか、

metaのtranscomでは、主だった翻訳者とはスムーズに連絡が取り合えるようにしてるとか。

日本語版だとウィキペディアの版として残らない会議はちょっと……

みたいな雰囲気があるけど、metaはそうでもないのか。

著作権ライセンス

http://www.wcj2009.info/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0:H-4

クリエイティブ・コモンズのひとがまずプレゼン

「基本ぜんぶ禁止で個々の事例ごとに許諾(ライセンス)を出すのが、著作権の考え方」

→「ウィキでは勝手に複製しまくるので、共通のライセンスでまとめて事前許諾した方が効率的」

→「似たようなライセンスが大量に反乱すると本末転倒」

「わずかな差分で独自のライセンスにしてるNHKとかニコニコとか、利用者が二次利用しにくくなるのでやめてくれ」

→「みんなクリエイティブ・コモンズつかえばいいんじゃない

その後、クリエイティブ・コモンズ関係者の3人と、著作権関係の議論を主導することが多いウィキペディアン2人が対談。

「著作者を列記するCC-BY-SAだと、最新版に著作物の断片が残っていない著作者は無視してもいいのか」

といってたけど、安全側に倒せばいいんじゃないコメントされたくらいで、結論は出てなかった。

wikipedian側からも典型的トラブル事例を紹介するプレゼンをして、もっと議論を深めてほしかったな。

ちょっと気になったこと

参加費とカンパ費用をまかなったらしいけど、

ざっとみて参加費2000円は高めかな、と思った。

東大センターと共催で東大職員が運営に入ってるから、

会場の借賃はタダか、それでなくてもかなり安いはず。

基調講演の講演料を奮発したのかとも思うけど、

それならそれで、ちゃんと会計報告してほしい。

それなりの繰越金を出せるなら、それだけでも発表しておくと、

次回へのモチベーションにつながるのでいいと思う。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20091123104224