2009-10-06

その一言は年月を超えた

友人のパーティーで。

高校時代、一度ぐらいしか話したことがなかった男の子に、

「あなたを眺めているのが好きでした」

と言われた。

高校を出たのはもう何年も前の話だ。

この云年のスパンをもってして、その台詞

私が女子なら、これでときめかない訳がない。

そして私は女子なので完全にときめいた。

こんなに素敵な言葉を私は知らない。

そしてこの一言に、私は救われてもいた。

退屈な大学生活の中で、何となく漫画キャラばかりを追い求め、

それらをむさぼる様に見るようになり、自分の服装も疎かになっていた。

女としての自分を見失いかけていたのだ。

でも、

こんな風に思ってくれていた人がいたこと。

そんな風に思ってもらえるぐらい、毎日たくさん笑っていたこと。

そういえば随分馬鹿なことばかりしていたものだ。

そんなことを思い出して、何となくもう一回、前向きになれるような気がした。

きがした。

した。

しただけかも。

きがしただけかも。

きがしただけかも。

何はともあれ、年月を超えた告白っていうのは、胸キュン度を恐ろしく高めるんだなと改めて思った。

みんなも五年後ぐらいにやってみよう!!

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