これ被害者が被害届け出さなかったんだ。この事件の動画自体、被害者が出したものではなく加害者の方が「戦果」のごとく出したもの。
何故被害届け出さなかったのかは知らないけど、深く考えずに在特会に参加しちゃった人が「やめよう」と思う機会を与えずに犯罪者にしてしまうのはかわいそう、とでも思ったんだろうか。もしそうならずいぶん甘やかしたものだ。
この事件「ぽこぽこ」とか言ってる馬鹿がいるが、かなり危ない。日の丸の棒で突いてる奴とかいるし、この状況で目などに障害の残る怪我をしなかったのは加害者被害者双方にとって僥倖だ。ここまでもみくちゃかつ被害者側の理性が吹っ飛んでる状態だと転んで首の骨を折るとか壁に頭をぶつけるとかで被害者死亡は普通にありえる。
被害者が死んだりせず、障害の残る怪我もなく、あまつさえ大甘なことに被害届けも控えてくれた、加害者諸氏はこの上なくラッキーだ。同じ事件を10回起こせば、9回は現行犯逮捕され、3回は目を傷つけるとか歯を折るといった完治しない怪我を負わせ、そして1回は死なせるだろう。
今後在特会がどうなるのか分からないが、どうも桜井はもとよりコアな支持者にこの事件について反省は見られないようだ。今後も先鋭化するのだろうか。
一方の被害者氏は在特会がここまで先鋭化していたとは思わなかったのかもしれないが、正直あの桜井が率いる数百人相手にガチで近づいていくのは無謀だったのではないかと言わざるを得ない。被害届けを出さないなどの経緯を見る限り「当たり屋」狙いではなく純粋に抗議のつもりだったのだろうが、考えが甘すぎる。この規模の小競り合いを1ヶ月に1回やれば冗談抜きで被害者氏は1年後には生きていないだろう。これがそれこそその辺の変な左翼系市民団体のおばさんの集団ならともかく、相手はそこまで「理性的」な集団ではないことを理解すべきだ。
あのような集団にはそもそも近づいてはいけない。単独では駄目というのではなく、集団であっても近づいてはいけない。警官がいても駄目だ。相手は十分に統率の取れた職業右翼でもなければ、平和主義者のおばさんの集団でもない。悪い頭に血が上って統率が取れていない若者の集団なのだ。彼らに抗議したいなら襲撃されそうになっても警官が十分に介入できるだけの距離を空けておくべきだ。でなければ、いつか取り返しのつかないことになるだろう。
軽い気持ちで参加していたライト在特会諸氏は少し頭を冷やすきっかけにはなるのだろうか。いや、無理か。彼らが最初に警察のご厄介になるケースが、せめて障害致死ではなく公務執行妨害や傷害罪であれば良いのだが。