2009-09-26

中国工業生産国として成熟してきたため、

日本の地位は以前よりも世界の中で低下している。

輸出が重要産業である国としては、国際的な競争で勝ち残っていくためには

企業としての効率化を推し進める必要がある。

もしも効率化をやめてしまえばたちまち輸出産業競争に取り残されてしまうだろう。

競争に取り残されるだけであればいいのだが、我々には借金がある。

これらの借金は国の未来がより発展することを前提に借りることができている。

前提が破綻すれば借金を返さなくてはならないが、瞬時にすべての借金を返すだけの資力はない。

未来は選ばれていて選択の余地は非常に少ないんだ。

企業としての効率化の一環として、人々を切り捨てたり、給料が安くなったりすることは避けられない。

我々の競争相手は恐ろしく人件費が安い。

彼らと対等に戦うためにはこちらの人件費をぎりぎりまで抑える必要がある。

(どんなに人件費を抑えたところで厳しい戦いだが)

また我々の国は恐ろしく高齢者の多い社会だ。

1人の若者がたくさんの老人を支えていかなくてはならない。

若者が安い給料で長時間働かないと国を維持することができない。

もしも若者が働くのをやめれば老人が死ぬことになるだろう。

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