2009-06-06

税金無駄遣いっていうか私的利用が国際的ボランティア世界にも存在していた

色々、問題がありそうなことので団体名などは伏せておく。

ある政府機関とのつながりのある国際協力やってる団体がやってたこと。

その団体は、年度末の調整とか何とかで、余ったお金が使い切りたかったようで、何か企てようとしてたんだって。で、色々考えた挙げ句、ニーズ調査をすることにしたんだそう。その予算およそ200万円。やったことと言えば、ヒアリング調査って名目の関連団体への訪問とか、市民アンケートみたいなもの。

いちお、調査報告書が誰でも閲覧できるようになっているって聞いてるけど、どこにあるのかも分からないし、オンラインで公開されていることも不明。関わっていたひと曰く「どうしようもないくらいの、薄っぺらい内容」のこと。確認ができないのが残念。

で、問題の200万円はというと、その関わっていた人も含めニーズ調査の構成員で分け合っているようです。1回の会合2時間程度で3000〜5000円もらえたんだって。その人は、特になにもすることなく、出席するだけでお金が振り込まれたらしい。会合の内容も不可解なことが多かったみたい。

とにかく、金が余ったから使い切るって発想で行われたことなのは事実らしい。で、その200万円ってお金は、税金でまかなわれているものなんだって。税金の振り分け項目に「政府開発援助」とかODAとかって呼ばれる予算枠があって、その一部から関係機関に捻出されてるお金の一部の一部が今回の200万円らしい。

このお金運用方法もやや不正の香りがするようで、その団体が所有するべき金を個人の講座に一度移し、そこから各メンバーに割り振っていた模様。

これって私的流用にあたらないんでしょうか?

知人にさらに詳しく聞くと、業務委託金とかいう名目で受け取っていたようだけど、それって合法のようで違法なことで、法律の隙間をくぐり抜ける手法だよね。

この話を教えてくれた知人が最期にぼやいていたことは、収入とかは税務署に申告しなきゃならないから源泉徴収票とかなんでもいいから紙が欲しいのにもらえなかったってこと。まぁ、そうだよな個人講座に一度移管されてしまえば、それをどう使おうと振込先の講座を持つ人の判断だもんな。

税金が個人講座にいとも簡単に振り込めるカラクリは実在するのを知ってビックリしたお話でした。

  • http://anond.hatelabo.jp/20090606220034 内容はどうでもいいが 口座 な

  • 予算を使い切る仕組みってどうにかならんもんかなー? 別に公的な機関に限った話じゃないが、予算は余らせると見積もりが甘いということでプロジェクトの精度に対して能力不足と見...

    • その理屈も一長一短なんだよね。 予算を余らせれば余らせるほど良いという評価になれば、事業を企画するだけして実際はなーんもせずにまるまる予算を余らせる、なんて事が横行して...

      • 成果物なしで予算が余ったとか言われても・・・ そんなもの、当然マイナス査定。 まぁ、査定とか言えるうちがまだマシだろうけどね。 来年度あたりは夕張みたいなところがボロボロ...

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