2009-05-06

生まれて初めて出来た彼女が父親に性的虐待されてた(※2009/5/6 16:18追記)

【2009/5/6 16:18追記】

全てのトラックバックはてブコメント読ませて頂きました。

たくさんの暖かい言葉ありがとうございました。

この国、いや世界中から子ども虐待が無くなります様に。

やらはたの僕に生まれて初めて彼女が出来た

所謂やらはた(二十歳を過ぎても童貞)だった僕に生まれて初めて彼女が出来た。

モデルみたいに可愛い年下の彼女。僕は幸せの頂点だった。

「この子の為なら死ねる」そんな臭いセリフ脳内でつぶやいてみては悦に浸っていた。

性的虐待事実を知る

そんな幸せは長く続かなかった。彼女が父親に性的虐待を受けている事実を知った。

彼女は夜な夜な父親に犯されていたのだ。

何不自由なく育ってきたボンボン大学生の僕はどうしたら良いか見当も付かなかった。

父親から彼女を奪え!

気付いたら、彼女自分の部屋にかくまっていた。

(最初高1だと言っていた彼女は、実は春に中学を出て高校に進学していなかった)

自分の手元から彼女が居なくなって、父親は半狂乱になって娘を探したらしい。

一週間で僕の家に乗り込んで来た、無断拝借したトラックで玄関の扉を破壊しながらw

彼女は連れ戻された。でも、このまま彼女を父親の元に置くなんて耐えられない。

次に彼女は、自分を置いて男と逃げた母親の元に向かった。

「しばらくこっちに来なさい」そう言ってくれたそうだ。

彼女に逃げ場なんて無かった

数日後、彼女は痣だらけになって僕の前に現れた。

母親と同居して居る間男に、サッカーボールのように蹴られる暴行を受けたらしい。

挙句の果て、寝て居る彼女の布団に潜り込んで性的な悪戯をしようとした。

それで、真夜中にタクシーを拾って逃げて来たらしい。

途方に暮れた。

僕の部屋は父親にバレて居る。

母親の元に行けば今度は間男から暴行を受ける。

父親の元に行けば父親から性的虐待を受ける。

どうしたらいいんだ?

彼女といっしょに駆け落ちすればいいのか?

パチンコ屋の店員にでもなれば、

贅沢は出来なくても彼女と慎ましく暮らす事が出来るはずだ。

悩んだ末の結論、僕は逃げた

数日間悩んだ末(その間、彼女は友人の元を転々としていた)

僕は児童相談所に全てを話した。何故かけおちしなかったのか?

白状すると、自分可愛さに逃げただけだ。

大学生としての自分、将来国家資格を得れば最悪食うには困らない。

そんなアドバンテージ彼女の為に手放すのが惜しかった。

「この子の為なら死ねる」そんな臭いセリフ、大嘘だった。

相談所の職員はそんな卑怯な僕に

「もう大丈夫、私達がなんとかするからね。君は十分がんばったんだ。」

と、優しい言葉をかけてくれた。

涙が出た。自分の将来が無茶苦茶にならなかった安堵の涙。

僕は汚い。

児童相談所と僕と彼女の嘘

すぐに児童相談所の職員が彼女の父親の家を訪れた。

彼女の父親は虐待事実を全否定した。そして彼女自身もそれを否定した。

自分を犯す父親でも世界でたった一人の家族、離れ離れで暮らすのは嫌。

だから、私の自作自演だったことにして。あなたも私達に口裏を合わせて。

そうすれば、全部全部元に戻るから。」

彼女にそう頼まれた。

僕は「分かったよ」とだけ答えた。でも嘘だった。

犯されても家族なんて理解できなかった、

何よりも僕は彼女が今後も夜な夜な父親に犯されるという現実から

逃げたかった。

とりつかれたように彼女虐待されている証拠を集めた。

その甲斐あって、虐待事実は認められ、彼女保護施設行きは決定した。

彼女保護施設行きが決まって

電話彼女罵倒された

「アンタに何の権利があって、私達父娘を切り裂くのよ!

アンタなんか赤の他人なのに!永遠にずっと私を哀れんで、

可愛がってさえいればそれで十分だったのに。

もう、友達だってひとりも居なくなる。

私はひとりぼっちだ。みんなみんなアンタのせいだ。」

体中の血が逆流したような感覚、怒りとも悲しみとも恥ずかしさとも、

なんとも形容しがたい感情が僕を支配した。

それまで一度も彼女に向かって声を荒げたことがない僕は、

ヒステリックにのどが痛くなるほどの大声で彼女に向かってわめき散らした。

「僕は、君の現実逃避の道具じゃない。心があるんだ。

君を幸せにしたかったし、今でも君を幸せにしたい。

今のままじゃいつか君の心は壊れる。

これは全部君のためにした事なんだ。」

「全部君のため」なんて欺瞞だ、大嘘。

しょせんは単なる自己満足

僕は一人の男として自分の所有する雌が、

他の男に犯されるのが嫌だっただけだ。

今でも思うこと

虐待された子供は、自分子供にも虐待してしまうんだよ。

だから私は一生子供は産まない、産めない」

そう言っていた彼女は元気だろうか?

幸せになっているだろうか?そうか幸せになっていてください。

今までそうじゃなかった分、幸せになるべきだ。

その権利があるはずだ。

追記

もしここを読んでいる人の中で「もしかしたら、

僕/私は虐待されてるんじゃないか?」とちょっとでも思う人は

ぜひ近くの児童相談所に相談してみてね。

自分から相談する勇気のある人を相談員さんは決して見捨てたりしません!

(相談所が虐待ありと認定した場合で、児童本人からの相談から発覚した時は

緊急を要するケースとして優先的に対処するそうです。

相談員さんから聞いた話です。)

参考リンク

子ども性的虐待について

 http://selfishprotein.net/shelter/

 「子ども性的虐待に関する正確な情報の普及。これ以上無知によってより深刻な被害が起こらないように。

  また、子どもの時虐待を受けた大人と現在虐待状況にある子どものために、

  ネット上のシェルターを提供できれば、と考えています。」

■「本当に全部ボクが悪い」と自責する子供を健気だと妄想するだけに止まり、条件反射母親を叩くから虐待の連鎖は止まらない。 - こんぶダイアリー

 http://d.hatena.ne.jp/makinamikonbu/20080823/1219439610

橋下知事 「小4女児死亡事件…虐待の疑いあれば、過剰なまでに通報して。虐待勘違いだった、となる方がまだまし」 : ニュー投

 http://newtou.info/entry/1145/

  ※相談所の職員さん曰く「実際は通報があっても、相談所の人手不足案件に優先順位をつけざるを得ない。

   優先順位を間違えれて、時には手遅れに…」なんて事も多いそう。

   国の税金の使い方は弱者に冷たすぎるよね?

準児童ポルノ規制の前に「父親教育」を - zettpekiの日記

 http://d.hatena.ne.jp/zettpeki/20080314/1205491814

  ※準児童ポルノ規制ばっかり声高に叫ぶのは、児童虐待政党政治の道具にしてるようで胸糞悪いです。

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