2009-02-17

鬱とかそういう系

http://anond.hatelabo.jp/20090216221825

これを見た日にこういう内容を書くとは。

とりあえずブームになってるようなのでこの波に乗るしかない、と書いたら誤解されるだろうけどしったこっちゃない。

何を言わなくても似非メンヘラだと言われ、何か言っても似非メンヘラだと言われるのだから。

同じ阿呆なら踊らにゃそんそんじゃないけど、私の場合は文字にしたり口に出すことで辛うじて発散できるからこうして打っている。

ちなみに普通の発散方法だと発散できない。わがままと取られるだろうが、自分がいいと思った物以外は全てストレスに変わる。

端的に言えば0か100、いや200にも500にもなるだろう。だから避難されるだろが、それを承知で記す。

しかし初めて増田に書き込む内容がこれとは…。予想はしていたが思ったより早かった、そして空前の鬱ブーム。

私の体験談が参考になるかわからないが、何気なく書けるここに便乗し、思いのまま書く。まとまっていないものが出来るだろう。

これを機に理由もなく叩いているネット弁慶の否精神疾患派は心を入れ替えて欲しいし、似非メンヘラは溶けて無くなればいいと思う。

私は去年の夏に鬱病と診断された。それに伴い帰省を余儀なくされ、退社せざるを得なくなった。

したがってもちろん転医した。が、この医者が少々困った人だった。

と言うのもこの医者に初めてかかったのが8月下旬だった。

初めて受診したときはカウンセラーが一時間かけて私の話を聞いてくれた。

紹介状(診断書だが)のおかげかスムースに事は運んだ。

類は友を呼ぶのか同じ病の人とネットを経由して連絡を取り合うようになった。

私はその友人から病気について質問し、また答えを貰った(友人の方が病歴が長い)。

そうして医者と上手く付き合う方法を訊いたし、よくなりたいと出来る限りの努力をした。

ある日、不規則な生活からどうしても抜け出せないと相談すると、医者が薬をくれると友は言った。

心配な私は何度も訪ねたが、症状をよく訴えれば貰えると教えてくれた。簡単だと言った。

後日私は病院へ赴いた。医者にはいつものように生活の事を訊かれた。

これまでは「調子が良くなっている気がする」、とか「薬はたまに忘れるが一応飲んでいる」と言っていた。

私の悪い癖だ。病気の癖に頑張って良い振りをしていた。でないと見捨てられる気がして恐かった。

だが、この日は完全に医者の言うことを鵜呑みにせず、少々反論した。反論と言うよりはありのままを話した。

最近不規則から抜け出せない」、「眠れない、今日も寝ていない」、「感情が抑えられないときが頻繁にあり、その度友に迷惑をかけてしまう」などだ。

睡眠薬は貰っていたが、これが効かない、眠れやしない。しかも眠れる時に限って効き過ぎる、半日はざらに眠る。

そういう事を訴えたが、医者は「生活リズムを調整しては?」、「睡眠薬の量を増やしましょう」とだけ言った。

時間を割いて、臭くてごちゃごちゃして苛々する待合室に長時間待たされて、出来る限り頑張った結果がこれだった。

しかし、医者の言うことは聞いておこう、そう思い私は溜飲を下げ医者の言うとおり努力した。

それから三ヶ月が経った。未だ感情のコントロールは上手くいかず、友人達には迷惑をかけてしまう。寂しくて常時死にそうだ。

当たり前のようにみたく眠れない。正確には身体が悲鳴を上げるまでは眠気が来ても瞬時に消えてしまう。

布団に横になろうにもいろいろな妄想が頭に浮かんで恐くなる。結局一番疲れないで時間を潰せるネットに手を出す。非常に悪循環だ。

薬が欲しかった。ネットで見た情報にはいろいろな薬があった。それが処方された人もたくさんいた。羨ましかった。

もちろん友人もその一人だった。再度友人に指示を仰いだ。するとアピールが足りない、もう少し訴えたら貰える、との事だった。

そうか、自分病人だから後ろめたいと思わず素直に言えばいいのか、そう訊くと友人はそうだと言ってくれた。

そして今日病院へ行ってきた。出来る限りの力で、前回よりも、前々回よりも訴えた。

しかし「言われたとおりに薬を飲まない私が悪い」、だとか相変わらず、「もう少し様子を見よう」と仏頂面。

私もいよいよ堪忍袋の緒が切れた。「言われたとおりに出来ないから訴えている」、

「心が落ち着かない、気が狂ってしまう」そういう事を同様しながら言った。

兎に角おかしくなる、というような事をただただ訴えた。すると医者は呆れた顔をしながら深くため息をついた。

私はいよいよ違った展開になるかと内心期待した。しかし医者は顔を変えただけで言うことは同じだった。

ただ同じ言葉を言う。調子を変えて、少し強めに言う。まるで私は機械と話しているようだった。

いくら病気といえど私だって数年人間をやっているつもりだ。話が通じない相手と話はしたくない。

とりあえずはい、と答えた。目はしばらく合わせなかった、会わせたくなかった。

何も見たくなかった。いっそ倒れてしまいたかった。電源ボタンでもついていればいいのに。

椅子でも蹴飛ばしたい気分だったがそんな気力はもちろんあるわけない。

その場はいつも一礼して退室するのだが今日はしなかった。だって人と話していないから。

処方された薬は受け取らなかった。お金を払うのがばからしい。医者を変えて別の薬を貰おうと決めた。

その話を受付ですると仕事の遅い受付は婦長を呼んだ。しばらくすると婦長が飛んできた。

私を心配していると言うよりは銭勘定の心配をしているような目で私をみて色々と訊いてきた。

何が気に入らないとかどうとか、苛々してよく覚えていない。しかし私が急いでいるというのに長々と喋る女だった。

結局時間めいっぱい取った後私はようやく解放され、診察代だけを払い帰宅した。

この話は別段特別なものじゃない。よくある話だ。現に私は今回二度目の再発なのだが、一度目も何度か転医している。

ちなみに一度目は落ち着いたからいいものの、その医者にはもう関わりたくない。

一度目は軽かったのか、友人や家族に助けてもらったと思っているくらいだ。だから今回だってすごく恐かった。

その事を前もって伝えてあるのに私の心はたやすく踏みにじられてしまった。こういう事を少なからず精神疾患は経験している。

これでもまだ弱者槍玉に挙げて叩きたいのだろうか?それもこれも似非メンヘラの性なのだろうが、奴らは真性の○○すぎて話にならない。

私も多くの人に傷つけられた。職がないとニートと言われ、病気だと言うと恥ずかしくないのかと言われ、認めろ甘えだ、と罵られた。

病気じゃないときの記憶はもちろんある。その時と今を比較して、出来なくなった事を説明すると病気だったらそんな判断は出来ないとも言われた。

何か見えない敵と戦っているのだろうが、私にその鬱憤をぶつけられても困る。挙げ句俺だって苦しい、だからお前も頑張れ、とも。一体何様なんだろうか。

世代的にも様々な教育を受けた者が知り合いに大勢いる。だがどの世代も人の握りの人間しか私を理解してくれない。

そんなもやもやを抱いて日々を生きてきたが今回の記事や、他の某ブログ鬱病の記事を見て、そして今日の出来事でこれを書くに至った。

感情のコントロールが訊かない癖に、それにまかせて書き殴っているため少々矛盾が生じていることをここで詫びる。

だが食わず嫌い精神疾患を判断するのは止めて欲しい。それこそ自分は大人だと思う人、自分のレヴェルが高いと思い、同じ水準を求める人は特に。

自分の目で見て、耳で聴いてから判断して欲しい。自分が大人なら、高いレヴェルなら簡単なはずだろう?

明日は我が身かも知れない。自分でなくとも家族恋人親友がなるかも知れない。それでもあなたは弱者に鞭を打ち続けるのだろうか?

誤解しないで欲しいのは優しくして欲しいという事じゃない。理解して欲しいのだ。病気であること、正常でない自分に苦しんでいることを。

昔の記憶はある。その違いにとても悲しくなるし憂うし自分を責めるし怒る。でも立派な人間なのだ。

勿論似非はわからずこれらをしているわけだから私は彼らを許さざるを得ない。

私たちは極端に言うと別の生き物と思ってもらうのが良い。男と女のように、同類ではあるが同質でない、それが精神疾患だ。

だから常識は通用しない。とっても疲れるし、面倒だ。自分まで気が狂いそうになって、嫌になってその人の首を絞めたくなるだろう。

私も病気になる前はそういう人と接する機会があったから、そちら側だったから気持ちは痛いほどわかる。

だが自分が正常だと思ってこちら側を卑下するのなら、大人だと思うのなら、せめて私たちを理解してからにして欲しい。

わからないのなら素直にわからないと認めて欲しい。私たちはは幽霊ではない。実際に生きている。血も通っている。ものも考える。

四六時中考えろと言わない。けど最近精神疾患について過剰すぎるほどの暴言を浴びるし、見かける。

アダルトチルドレンが増えた証拠なのだろうが、少し多すぎる気がする。私はこんな状況を危惧している。

よりよい未来のために、素晴らしい人間関係の為に、長くまとまっていないが、何か感じるものがあれば一瞬でもいいから考えて欲しい。

あと似非メンヘラは本当溶けて無くなればいいから。法律で賠償請求したいくらい。そのお金医療費充実させたい。

まともな癖に異常なふりをするな大馬鹿者。

  • 少なくともおまいさんはうつ病というよりは境界性人格障害であることのほうが疑わしい。 虚言癖とか、自分が被害者であるという思い込みとか、ついでにそんな自分がさも神性を帯び...

  • こういうのに言うこときかせるためには、拘束して強制入院とかさせるしかないんだろうな。

  • 20過ぎると強制入院ってできないんだよね。 入院しててくれた方がいいのにって思う相手に限って人権だのなんだのを主張しやがるんだよ。 昔黄色い救急車で迎えにくるってのがあっ...

    • 横からだが、そんなことはないと思うが・・・「強制入院」とは言わないが、措置入院というのがある。 http://homepage3.nifty.com/kazano/sochi.html というか、統計的に見て、統合失調症とか人口...

  • うつのひどいところからは抜けた自分が書いてみる。 ちなみにうつ歴は片手じゃ足りないくらい。長けりゃ偉いわけじゃないが。 うつになると、動けなかったり、ふつうの生活ができ...

  • http://www.nhk.or.jp/special/onair/090222.html] NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」 (2月22日放送) 内容:抗うつ薬の過剰投与を批判、認知行動療法を推奨 http://www.asahi.com/health/news...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん