13日目、14日目のあまりにあからさまな八百長は、あの星勘定の下で朝青龍を止めうる唯一の策だった。
あれがなければ白鳳は12勝3敗、朝青龍は14勝1敗だった。朝青龍の優勝は千秋楽を待たずに決まっていただろう。
白鳳があからさまな八百長で星を維持したという事実は、相撲協会が朝青龍を敵とみなしていたことの現れであり、したがって朝青龍に有利な八百長が行われる余地はなく、結果、これまで八百長疑惑に晒されてきた朝青龍の優勝が実力であったことが証明された。
悪事をなす側を正義とみなし、己を攻撃する協会とマスコミとファン。
それらよりも敬意を持って扱ってくれる故郷をドルジが優先するのは無理からぬことだった。
「実家に帰れ」は単なる罵倒だが、「地元に帰らせない」は敵意の質が違う。
これで朝青龍は偉大なる平成の大横綱・貴乃花を上回った。次は北の湖だ。
次はどんな汚い手が使われるだろうか。
今場所も7勝7敗の力士が千秋楽で白星を挙げまくってたね
大相撲史上最強力士は7勝7敗千秋楽の朝潮