実家の父から電話。まだ朝の7時だ。しかも昨日母と電話で話したばかりなのに(その時後ろに父もいた)、緊急事態かと肝が冷えた。
小康状態が続いている母の病状説明、というのは口実で、わたしの夢を見たんだという。どんな夢だったかは云わない、ただ「元気か、変わったことないか」とだけ訊くので「べつになんにもないよ」と答えると、元々会話も少ない父娘のことだから電話はそこで終わり。
切ってから、ああ、わたしまだ死ねないんだなあと思った。どれだけしんどくてもかなしくてもこの人たちが生きている間は死ねないんだなあ。朝から泣いた。
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