昔あるところに、うなぎと亀がいました。
うなぎと亀は、ある一人の女性を好きになりどちらがその女性と付き合うかを賭けて、競争する事になりました。
「亀なんかに負けるかよ、ハンデとして甲羅脱いでもらってもいいんだぜ?」
「うなぎに負けるとか自分の中でありえない。音速の壁を越えてやるよ」
両者とも一歩も引きません。
いよいよ対決の日、うなぎと亀は、ピストルの音を合図に山の頂上まで一斉に競争を始めました。
にゅるにゅる。うなぎは体中から粘液を撒き散らしてぬめりながら道を進みます。
ぺたん・・・・・・・・・・ぺたん・・・・・・・・・・亀は時が止まったかのようなスピードで一歩一歩踏み出します。
太陽はギラギラと容赦なく照りつけ、うなぎと亀は休まず道を急ぎました。二匹の距離はほとんど変わらず、二匹ともカラカラに乾き始め、文字通りデッドヒートとなってきました。
「亀のくせになかなかやるじゃねえか。でも、もうそろそろ甲羅が重くなってきたんじゃねえのか?」
「ふ、お前こそもうカラカラだぜ!?やせ我慢はよしたらどうだ?」
二匹の間に火花が散ります。
その時、道端に一本の筒が落ちているのをうなぎは発見してしまいました。とっても入り心地の良さそうな「うなぎの寝床」にぴったりの筒です。しかし、今は大事な競争の最中。うなぎはあまりに心地良さそうな筒の誘惑に、脂汗を流しながら耐えました。
いつの間にか筒の中にすっぽりと体を収めながら、うなぎはつぶやき続けました。
亀はすっかり自分の居場所を見つけたライバルに別れを告げ、ゴールまで脇目も振らずに歩きました。
そして、ゴールまであと数歩という時、亀は見つけました。
うなぎと奪い合いをしていた女性が、楽しそうにウサギと手を組んで歩いているところを。
亀はいつしか女性を見る事を忘れ、ゴールしか見えていなかったのです。
http://anond.hatelabo.jp/20081219144955
でめえでやれよボケ
でめえでやってみたよ!
でめえでやれよボケ
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「うなぎと亀」で、やらしい想像をしたひとはどのくらいいるんだろうかと思った。
ノシ
もの書き志望です。褒めてもらってちょっとてれてます。 ラノベ文体は好きじゃないんだけど、まだ自分の文体というものが固まっていなくてどうすればいいのか試行錯誤しています。 ...
本職ですらない人間の中にもこれだけライバルが存在し得る。 それがわかっただけでもラッキーじゃない? もう怖いもんないでしょ。
文体が固定してないって時点で書き方が足りない。 自分の感覚に合う話の傾向を把握し切れていない。 傾向がわからないからどのジャンルに向いているか把握できない。 このあたりだろ...