2008-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20081129172410

ちょっと違うような気がする。

ムービーゲーはキャラゲーだ。

あれは究極的にはゲームを楽しむものじゃない。

用意されたシチュエーションキャラクターに酔うためのゲームだ。

オブリビオンのように「自由」を楽しむゲームとは真逆のもの。

世界を救わなくても良い

・最初から世界中を旅することが出来る

重要なもの以外でも、何でもかんでも拾える(窃盗可能)

・そこらへんに生えてる草花すら採取可能

・街の人間も殺せる

NPC自分の生活を持っている

これらのことは

・何をして良いか分からない

情報が多すぎて混乱する

・操作ミス犯罪者にされ嫌気がさす

などのデメリットが多く、能動的に主人公になろうとしてる人でないと、さっぱり楽しめない。

ムービーゲーは自由度を捨てた代わりに、やるべきことが単純化されて難易度も下がり、カジュアルプレイヤーにやりやすいゲームになってる。

ボス戦で微調整なんぞしなくとも、とどめは必殺技で決めてくれるし、格好良いEDシーンがプレイヤーが慌てて凡庸なシーンに成り下がる事もない。

CoD4ラストシーンで、格好良く3発で決めるか、無駄弾撃ちまくってクールじゃなくなるか、操作したい人もいるだろうし、勝手に殺って欲しい人もいる。


ムービープレイバランスが悪いと感じたなら、あなたのバランス感覚が、メーカーが期待してる購買層のそれと噛み合わなかったと言うだけの話だと思う。

それに嫌気がさして、だからといって他のゲームを探すほどゲームが好きでもないなら、止めるのをお勧めする。

娯楽を買って、ストレスを感じるなんて、ばかげている。


ちなみに、こうしたときに「絶妙なバランスゲームを出してくれ」とか言う論調は、好きではない。

それは「あなたの感性に合う」だけで、私の感性には合わないかも知れないから。

どのくらいが絶妙なんだろうか、どの程度までならムービーが許せるのか、さっぱり分からないし、多分私とは異なっていると思う。

記事への反応 -
  • なんでだろうね。最近のゲームはボケーっと見てる時間がスゲー増えてる。 物語を語るタイプのゲームであるRPGに限らず、アクションゲームですらイベントシーンが仕込まれてて 俺から...

    • クソゲーは今も昔も掃いて捨てるほどあるんだけどな。名作なんて何千何万の一握りじゃないか。寝言は寝て言えよ。 って書くのはあんまりだから映画っぽくなった理由は考えりゃすぐ...

    • 具体的な作品名を挙げてくれないと話にならんな。 結局、読み手一人一人が十人十色に都合の良い作品を脳内で想像して「そうだその通り!」という流れにしかなり得ないよ。

      • 元増田だが、むしろ作品出すとなんか吊るし上げっぽくなるからあえて避けたんだけど。 こういうのってゲームやってて少しは感じたことある人結構いると思うんだけど、 それでもこう...

        • 昔のゲームの方が誰がやっても結果一緒だったと思うけどな。 それだけ内容が薄くて単純だった(技術も無いし容量も少なく、複雑な要素を入れる事が出来なかった)って事だけど。 ...

    • うーん、確かに。 最近……と言って良いのかわからんけど、ハードがPS2になったあたりから、 「映画コンプレックス」的なゲームは増えてきたような気がする。 それを単純に「処理技術...

    • コナミのゲームに多いかな。 悪魔城ドラキュラを買ってきて、さあムチ振るぞと思ったら、 長ったらしくてしかもスキップできない(その上どうでもいい)会話シーンがえんえん流れて...

    • ちょっと論点ずれるけど。 わたしは、現レベルで探索可能な場所をくまなく調べてから 次の段階に進む癖があるので、ドラクエでも町に着くとすべての人間と話さないと城には 入らない...

    • これ真理 http://anond.hatelabo.jp/20081129040148

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