優しいというだけでは女性は振り向いてくれないらしい。
「気持ちが重い」だとか
「気を使われてて疲れる」だとか。
そんな話を聞いた。
そこでやはり思い当たるのはギブアンドテイクの理論。
作用反作用のごとく、
人は行為や親切の返礼を意識するのが常である。
これを応用して、
「彼女に尽くすし、不自由はさせたくない」という貢ぐ君や
ギブアンドテイクに偏りのある関係が長続きしないという説明が出来ないだろうか。
つまるところ、
「いい人」っていうのはあくまで自分の思い込みである、もしくは
自分だけが「いい人」の悦に入ってしまい、
相手のことはあまり考えていない人間のことを指すのではないだろうか。
交際はその字の通り、人との交わりだ。
増田の議論にはどうにも自分以外の他者が入ってないような気がする。
そう。女性の立場からすればそのような「いい人」は排除すべき。
自己保身しか考えない個体の遺伝子は正直いらない。