アメリカに住んで3年になるんだけど、イェスプリーズしか言えなかった状態から、そこそこ会話できるようになった。
そこそこといっても、オバマの演説は50%くらいしか聞き取れないし、キング牧師の演説はオバマより聞き取れるけども単語の意味がわからないし、その程度。
職場の人との会話は100%わかる。あぁ、わかるようになったなぁ、俺も英語力上達したなぁと思ってたわけ。もっとも、うちの職場にはネイティブスピーカーがいなくて、みんな英語が第二外国語。だから、ブロークンで通じ合っていたというのもある。
9月に新人がやってきて、カナダ人ね。早口なんだ。きつい。聞き取れない。こいつとうまくやるのはきついなと思った。やっぱネイティブだなって。
でも、一緒に仕事して、大統領選挙の後のパーティに招待されて、ダウンタウンを見下ろす壁が一面すべてでっかい窓だけのような、明らかなアッパークラスのアパートメントにいって、アパートの部屋の中に螺旋階段があるよ!って上っていったらドラムセットがあるよ!とか一人で興奮して、その興奮を伝えられるくらい打ち解けた。というか、そいつの言ってることが100%わかるようになった。あれれ、あんなに苦労してたのに、ぽんぽんわかるよって。
そんでもって、おもしろいことに、そのアッパークラスなパーティにきてた数学の博士号をもった学者さんの英語がわからない。。。別に早口なんじゃないけど、聞き取れない。
そこで、ようやくわかった。
英語が聞き取れるというのは、”慣れ”なんだ。英語力という基礎体力が上昇するんじゃなくて、相手の口癖やらテンポやら内容の偏りやらに慣れてきて、何を言うか ”無意識に先回り” できるようになることなんだ。
当然、それが最終的にいきつく英語力ではなくて、初対面でもすぐわかるようになるのが行き着く英語力なんだろうけど、そういう慣れがかなり聞き取りに影響してることに気づいてびっくりした。
同様に、話すことも慣れに依存していた。慣れというか、口癖。それも、普段よく話してる人の口癖がうつる。どもるとこまでうつった(苦笑)。ヒアリングマラソンなんて詐欺じゃねぇのと思っていたけど,慣れを作るという意味があるのかもしれない。
あるグループ内で、ある程度時間をかけてコミュニケーションをとっていく分にはこの方法でいいけど、unfamiliarなグループ内で迅速にコミュニケーションをとれるようになるのが、今後の課題だ。さて、その課題を克服するにはどうしたらいいんでしょうかね。って、これは語学の問題じゃないかも。
ああ、やっとこういうことを書いてくれる増田がいた。そういうことだよ、語学力って。単語とか五文型とかじゃなくて、待て単語は大事だな、でもそういうこと。ネットに英語力の磨き...
英語に限った話じゃないが、 実行しなければ進歩しない。 ぬるい場に浸かっているだけでも進歩しない。 よりレベルの高い場に身をおかなければ人間は進歩しない。 それだけのこと...
これかいた元増田です。思ったより、僕の意見に同意してくれる人がいて嬉しい。 そこで、海外在住歴長い人たちがこれを見てくれていたら、教科書英語じゃなく実際に生活してみて、...
>合いの手とか、文を作るための時間稼ぎ的なフレーズなんか これすごい大事だと思う。ぱっと言いたいことが英語で出てこないときに、一言言っといて自分が喋るのを相手に待っても...
おーありがとう!うんうん、その言い回し、使うわぁ。 英語で大切なのは、自分にとって大切な単語を大きな声で強調したり、大切なことを言う手前で一拍おくことだと思う。 という...
こういうのはどうかな? whatever, whenever 「どれにする?」とか「いつ?」ってきかれて、「どれでもいいよ」とか「いつでもいいよ」ってこたえたいとき、whateverやwheneverをつかう anyway 「...
この2つよく使う。あと、Me either(私もそう思う、私も)。目上の相手だとI agree with you(あなたの意見に賛成します)、ちょっと堅いかな。目上の人からYou are rightって言われるとすごく嬉...