ガンダムOO(セカンドシーズン)を今日初めてちゃんと見た。興味もなかったから。
いや驚いた。甘い演出なのかなのと思いきや二期の第一話から血は出るわ、残酷な対人兵器がでてくるわで。
第一期は見てないが、こんな感じで人がばんばん死んだんだろうか。
一昔前だったっけ、たしか、ただ人を殺すためだけの殺人機械がまさに機械的に人を処理していくのに戦慄を覚えたな。そのマシンがすぐそばまで来たのをやり過ごすために物陰に息を潜めて凍り付いている人間。呼吸すら生体反応として感知される。あれはガンダムの小説版だったと思う。たぶんVガンダムだった。名前は2文字くらいの「バグ」とかそんな感じ?まあ名前はいいや。俺は子供心に衝撃を受けたわけだが、今思えば俺に情操教育的にかなりの影響を与えたんじゃないかと思う。今の子供たちもそんなこと感じながら育つのかなーと想像してみて、良いのやら悪いのやら。あの殺人機械って初出はもっと前なんだよな、おそらく。ガンダムシリーズ全部は知らないからわからんが、F91くらいの頃には既にあったような(Vとほぼ同時期?)。まあ俺がその頃くらいの作品からしか知らないわけだが。あの小説版の描写では今回見たのよりもっと残酷だったような気がする。今回のは四つ足の箱形に機関銃がついているだけのシンプルなものだし(それでも十分恐ろしい)。あと声優さんの演技がリアルだった。殺戮のリアルを知らないのにリアル言うのはどうかと思うが、つまり、断末魔の恐ろしさや苦痛を感じさせたと言うことだろうな。そうだ小説版では核融合炉の爆発の描写もあったな。ともかく、今はこれを見て育つ子がいるんだなあ。何も感じないのかな。みんながみんな俺みたいではないんだから。書いたから別に何だというわけじゃないけど、視聴して感じたり思い出したり考えたりしてこんな所にでも書きたかった。
ガンダムはVが一番ブラッディなんじゃないかしら。 00は全体に小奇麗な演出に留まっていて、あんまりえげつない描写は見ない気がするなあ(自分にはルイスの描写もテンプレート的...