マイクロソフト(MS)の新作ゲームに李舜臣(イ・スンシン)将軍と亀甲船が登場する。MSは30日、戦略シミュレーションゲーム「エイジオブエンパイアー2」のハングル版拡張パック「征服の時代」を来月5日、一般に発表すると明らかにした。
このゲームは、ゲーマーが直接世界史の中の戦争の英雄となり、有名な戦闘の陣頭指揮をとるという内容。今回の拡張パックには壬辰倭乱当時の露梁津(ノリャンジン)の海戦が登場、ゲーマーが李舜臣将軍となって亀甲船に乗り、日本征服に乗り出すというものが入っている。
「エイジオブエンパイアー」シリーズは全世界のゲーマーの間で人気を呼んでいるソフトで、昨年売り出された2編は販売開始後6ヵ月で250万枚も売れた。しかし、1編で朝鮮を日本の属国と表現、2編では日本・中国・モンゴルを背景に入れているのに朝鮮が入っておらず、韓国内のゲーマーの怒りを呼んだ。MSは今回の拡張パックでは韓国の他アステカ・マヤ・フン・スペインなど5つの文明を追加した。