解散・総選挙「年末年始が第一選択肢」 公明・太田代表(asahi.com)
(略)太田氏はこれまで「解散は今年9月以降」とし、具体的な時期は明言を避けてきた。公明党は来夏の東京都議選との重複を避けるため早期解散を望んでおり、時期を語ることで総選挙に向けた流れを加速する思惑もあるようだ。
この疑問は、結構多くの人が持ってるんじゃないかと思うんだ。
その答えかもしれないのが次の記事。
都議選前後3カ月は避けたい公明党・創価学会(nikkei.co.jp)
(略)地方選挙とは言え、政治的重みと組織をフル回転する事情から、少なくとも都議選の前後3カ月は衆院選を避けてほしいというのが公明党・学会の本音だ。
やけに生々しい数字が出てきたもんだ。
で、この3カ月という数字にはこういう意味があるらしい。
(被登録資格等)
第二十一条 選挙人名簿の登録は、当該市町村の区域内に住所を有する年齢満二十年以上の日本国民(略)で、その者に係る登録市町村等(略)の住民票が作成された日(略)から引き続き三箇月以上登録市町村等の住民基本台帳に記録されている者について行う。
つまり、ある選挙区で投票資格を持つためには、3カ月前から住民票を作っておく必要があるってこと。
ん?
これって、総選挙が都議選の前3カ月以内に行われると、地方から東京に住民票移せなくて困るってこと?
総選挙が都議選の後3カ月以内に行われると、東京から地方に住民票移せなくて困るってこと?
でも、このことを公に言うと罰金取られるらしい。
<名誉棄損>国政報告会発言で永田元議員を書類送検 千葉(毎日新聞)
(元記事が消されてたので孫引き)
民主党の永田寿康元衆院議員(38)が議員在職中の05年8月に開いた国政報告会で、「創価学会が不正な選挙活動をした」などと虚偽の内容の発言をしたとして、千葉県警習志野署が名誉棄損容疑で千葉地検に書類送検していたことが分かった。18日に略式起訴されるとみられる。
調べでは、永田氏は05年8月28日、同県習志野市で開かれた自身の選挙区である民主党千葉県第2区総支部の国政報告会で、参加者数十人に対し、「過去3回の東京都議選で創価学会は都外に住む学会員の住民票を都内に不正に移し、公明党候補者を当選させようとした」などと発言し、創価学会の名誉を傷つけた疑い。
名誉棄損:永田寿康元衆院議員、命令受け罰金30万円納付/千葉(mainichi.jp)
民主党の永田寿康元衆院議員(38)が議員在職中の国政報告会の発言に関し、千葉区検に名誉棄損罪で略式起訴され、千葉簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた事件で、千葉地検は6日、永田氏が罰金を納付したことを明らかにした。
納付は先月31日付。同氏は05年8月、習志野市内で開かれた報告会で、「創価学会が不正な選挙活動をした」などと発言し、学会からの告訴を受けた習志野署が捜査。同容疑で書類送検され、先月23日に略式命令が出た。
上に引用した日経の記事読むと、「虚偽の内容の発言」には思えないんだけど・・・
日経の中の人も、どうして「都議選の前後3カ月」なのか、はっきりと説明してほしいんだな。
このままじゃ、なんか気味悪いよ・・・
公明嫌いな気持ちは分かるし結構同感だが、証拠がないんじゃやっぱり「虚偽」による「名誉毀損」って言われちゃうよ。 ただ三ヶ月ってだけでそこまで飛躍されても。