2008-06-11

ドラゴンボール』劇中で、一番現実離れしていたもの

僕は、ブゥ編の最後、地球上のみんなにサタンの呼びかけによって元気玉の元気をもらったシーンちゃん!

ドラゴンボールには色々と現実離れした現象が起こる。

エネルギー波を飛ばしたり、月や惑星を軽々破壊したり、月を見ると巨大猿化したり、瞬間移動したり、

国王が犬だったり、三つ目だったり、鼻がなかったり、しっぽが生えてたり、

柱に乗って飛んでいったり、舌だけで人を殺したり、一度倒された後、改造人間になって現れたり。

でも、そんなことよりも、あれはずっと現実離れしていると思う。

「多くの人になにかを分かってもらう」という行為は本当に難しい。

どれだけ広告広報の方法論が進化したとしても、多くの人に伝えるのはなお難しい。

パロマのガス器具の回収は全戸に郵便した上、毎日CMで延々と告知していた。

それでも全部の回収は終わらなかったはずである。

地上波デジタル裁判員制度も、もうすぐ来るというのに、世間の多くの人はまだなにも知らない。

そう考えると、あのシーンが一番メルヘンだと思う。

しっかし、バトルマンガの最後がテレパシーで決まる、ってのも興味深いものがあると思うんだ。

強大な敵を倒すために、(世界の)みんなから力を借りる、というのはドラマツルギーとしてよくあるんだよね。

今ちょっと思い出しただけでも、うしおととらダイの大冒険FF4あたりもそう。

今まで出てきたキャラクターを全部登場させることが出来たりするから、ありがちなんだろうけど。

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