2008-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20080223171255

親は時に、我が子の死を想定する。

不測の事態が発生した時、親であれば、我が子に死が訪れるまで、為すべきことをするために、常に冷静でいなければならないのだから。

親であれば、泣き崩れている暇などちょっとも無いのだから。

それ故に、時にあらゆることを想定しなければならない。

だが、これほどまでに胸を締めつけられる行為を、私は他に知らない。

我が子が事故にあって片腕を切断して出血していたらどのような処置をすべきか・・・自分の為すべきことをナイフで心に刻み込んでいくが如く。

愛するがゆえに苦痛を背負い、愛するほどに増していく苦痛。

それでも私は我が子を愛し、苦痛を背負って生きていきたい。

やがて自分の死が与えるであろう我が子への苦痛を、少しでもやわらげるために。

記事への反応 -
  • 最初に言っておこう。 失ったものに対しての取り返しのつかなさを感じるのは、そこから多くの物を得ていたからだ。 愛し合った分、憎み合うように。 すべての物は、そうやって釣り合...

    • 親は時に、我が子の死を想定する。 不測の事態が発生した時、親であれば、我が子に死が訪れるまで、為すべきことをするために、常に冷静でいなければならないのだから。 親であれば...

    • やられた。うっかり買っちゃったZE。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462189/

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