2008-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20080121140618

言葉の成り立ちを無視した」というのが私には分からないです。

増田さんご自身が書かれているように、「障碍者」というのが元々の表記だった訳でしょ?

そして、公用文作成の要領によれば、常用漢字表にはずれた漢字だけをかな書きにすることが、書きかえの標準の一つになっています。

だったら、「障碍者」の表記を、常用漢字表にはずれた「碍」の漢字だけをかな書きにして「障がい者」と表記することは、この「公用文作成の要領」に従っていると思うし、言葉の成り立ちを無視したというより、むしろ元々の言葉の表記に適合していると思うのですけど。

で、なぜ「障碍」を「障害」と書くのかというと、昭和31年当時において、当用漢字の適用を円滑にするためという、便宜上の理由だったのでしょう。当用漢字常用漢字に移り変わっても、引き継がれて現在に到ります。このように同音の漢字に書きかえることは、言葉の成り立ちとは直接的には関係のない話だと思います。

このように便宜上の理由だったら、「障がい者」と書いても良いと私は思うのです。

記事への反応 -
  • ゆとり乙 言葉の成り立ちを無視した誰かの自己満足のための暴挙だって話 実際の障碍者(←これが元々の表記、略字だけど)及びその家族の多くはあまり気にしてないらしいのを いわゆ...

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