2008-01-05

医師がいなくなる時.

病院はある.医院もある.看護士がいる.作業療法士理学療法士言語聴覚士もいる.事務員もパートもいる.薬局もあり,薬剤師もいる.しかし医師がいない.外科手術は何一つ,救命救急・計画されていた大手術すら行われない.内科にも皮膚科にも産婦人科にも泌尿器科にも眼科にも形成外科にも精神科にも・・・どこにも医師がいない.まちの医院にも風邪ひきや,小児のおたふく風邪,老人の高血圧をみる普段の医師がいない.

医師法で認められた医師は皆法を無視した.皆がもはや耐えられないと自分と自分の家族の命だけを背負った.内部からの衝撃でのみ構造は変革する.外には何もない.医師達はその時どこへむかうのだろうか.医師になるという決意をかつてした人々は何を裁き何に裁かれるのか.

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