2007-12-12

はたらくということ

母は「学校先生」というひとつの仕事を続けて、もう30年近く(!)にはなると思う。

ある日電話雑談で、そんなに続けてきたのには何かやりがいとか喜びとか

その仕事が好きだとかあるんかいなと思ってちょっと尋ねてみると返ってきた答えは

「何言ってんの。生きるためやん」

あんまりさらっと言うのでドギマギした。

仕事が向いてるの向いてないの好きの嫌いのなんていう私のちっさい考えはぶっ飛ぶくらいのパワーがある言葉だった。

父と共働きで、子供3人に祖父母、曾祖父母の9人家族を支えてきたので、現実的にそんなことを考える余裕もましてや仕事を辞めるなんて考えるべくもなかったと思う。

生きるため」っていう目的の前には

仕事を通じて自分も成長」とか「好きなことを仕事に」とか「仕事への適性」なんか結局はどうでもいいことだ。

母の言葉悟りきっていた。

はたらくぜ。

  • 「稼ぐ」と「仕事する」の違いみたいな。

  • 生きるために仕事を続けるために仕事への適性やその仕事が好きであることってのは大事だと思うぞ。 その母親の例を一般化するのはどうにも感心せんな。

    • 自分の意見にそわない存在を貶めようとするお前の方がいかがなものかと思う。 要するに下衆。

    • 元増田です。 実際のところ、母は仕事への喜びを感じながら働いてます。 私が転職しようとしている時期だったので、浮ついた気持ちをいさめる意味もあったと思う。 自分の文章の不...

      • はあ、解説必要でしたか。 正直な話解説には思えません。後付けフォローに思えます。 元の文章からどのようにそういう文意を受け取れるかがわかりません。 「優先順位を間違える...

  • そりゃあれだ。「女の本職は仕事は家庭の維持」という幸せな昭和三十年代ロールモデルの、現実的側面ってやつだ。 第一、男は「生きるために仕事する」と割り切れるほど強くないし...

  • はてな匿名ダイアリーの中で、あなたのおすすめエントリーを教えてください。 「ブックマーク数が少ないけどおすすめ!」といった、ちょっと隠れた名エントリーなどもあると嬉し...

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