2007-12-12

行くんじゃなかった

先日開催されたTwitterの大規模忘年会


自分は6月くらいからTwitter始めて、面白そうな人を見つけてはぽんぽんフォローして大体300人くらい。

逆に自分のフォロワーは二桁といったところ。…でおおよそどんな人間か分かってもらえますよね(笑

自分の発言内容は本当に日々の出来事とか思ったことを適当に投稿するだけ。ふぁぼったーとかもう未知の世界

あくまでも自分は他の人の面白そうなポストを眺めて相槌打ったり星付けたりするだけで十分楽しかった。


で、いつだったかの忘年会告知。


自分は会社の同僚とかとはまあまあ上手くやっていけているという自負があるし、リアル友人もそこそこいる(と思ってる)。

ただ、なんとなくはてブで目にするようになって独りで始めてみたTwitter上に、知り合いと呼べる人はいなかった。

たまに自分が呟いた内容に対して、Replyもらったことがあったけどせいぜい一ヶ月に1,2回程度。でも嬉しかった。

忘年会の告知を見て、もしかしたら何かのきっかけになるんじゃないか…そんな思いを抱きながら出席を表明した。

酒はそんなにイケるクチではないけれど、決して酒席は嫌いじゃない。開催日が近づくにつれて、楽しみな気持ちが少しずつ膨ら


む、はず、だった。

日が経つにつれ、出席表明者の数はどんどん増えていく。あっという間に100人を超え、150人を超え…

これって忘年会……飲み会なのか? 会場について調べてみると、かなりの人数を収容できそうな施設。

適当な店で酒を片手にリアルにつぃったりながら飲み明かす、勝手に思い描いていたそんな情景がどんどん離れてゆく。

そして、タイムラインでも忘年会が近づくにつれ、今まで見えていなかったものが明確に形を帯びてきた。

先に書いたように、自分は面白いと思った人をどんどんフォローしていった。だから、アイコンIDはほぼ把握していた。

誰々と誰々が親しそうに@付きで会話していたり、良く分からないネタタイムラインが一気に加速したり…

いや、それまで自分が気づいていなかっただけなのかもしれないけれど、それでも疎外感めいたものは感じずにいられなかった。

12月に入った頃には、あの出席を表明した時のワクワク感は自分の中ですっかり薄らいでしまっていた。


そして忘年会当日。

開場を待つ人だかりを見つけて、自分は戸惑ってしまった。どうしてみんな、もう既に和気藹々と語らっているんだろう?

辺りを見回しても、自分のような独り身を探し出すことはなかなかできなかった。折角見つけても、女性だったりすると

いきなり話しかけるのは下心があると思われそうで、どうしても躊躇してしまう。落ち着かない気持ちで開場を待ちながら、

迷惑にならないよう近くをフラフラと歩き回っておくことしかできなかった。


気付くと既に開始時間を回っており、慌てて会場に駆け戻る。受付で名札をもらい、中に入ってみると、

そこにはもう既に自分が立ち入ることができない空間が出来上がっていた。


人の名札を見れば分かる。ああ、あの発言をしていた人だ。ああ、ダンボールの人だ。うわ、ほんとにメイド服着てるよ…

彼らを実際にこの目で見つめている自分。ただ談笑に夢中な彼らの視界に恐らく自分は映っていない。

ただ突っ立っていても所在無いので、会場内を適当にウロウロしてみるものの、どこでも皆が楽しそうに話に花を咲かせていた。

ノートパソコンを開いている者。自慢のガジェットを見せびらかす者。ひたすらつまみを頬張る者。みんな楽しそうだ。

こっちは独り身なのだ。こんな状況では誰か話しかけてみてくれてもいいもんじゃないかとつい甘えたくもなる。

そこで自分は歩を止めた。壁に寄りかかる。5分間。5分だけここで待ってみよう。5分経った。誰も自分に関心を示してくれなかった。


人目を盗み、早々に会場を出た。情けないとかそういったものを全部通り越して、何も考えずに一路、渋谷駅を目指した。

混みに混んだ山手線に乗り、延々と回り続けた。列車が2周した頃にはもう忘年会も終わり、2次会に移っていようかという時間。

その時の自分は、2次会にも出席表明していたことなんて全く覚えてすらいなかった。そんな余裕は無かったのだろう。

再び渋谷で降り、何度も歩いた道を歩いて自分が安心できる場所を目指す。週末はいつもテクノを流してくれるクラブ

いつもここには独りで来るけれど、さっき感じた居心地の悪さは全く無かった。大音量で響く無機質なリズムにただ身を委ねる。

同じ渋谷のどこかで、きっと心地よい時間を過ごしているであろう彼らには思いを馳せることもなく。


週は明け、再び同僚たちとの仕事の日々。彼らが盛り上がるテレビ番組の話題などに適当に付き合う自分。

彼らはTwitterの「つ」の字も知らない。インターネットよりもテレビの方が面白いと口を揃える。

あの日から、Twitterには一度もログインしていない。もう、ネット上の彼らに「おはよう」と声を掛けることは無いのかもしれない。

…みたいな人がいるよ!絶対この画面に映ってないとこにいるよ!と思いながら自分は忘年会の様子をUstreamで眺めつつ、チャットゲラゲラ楽しんでました。

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    そろそろネタばらす 行かなきゃよかった:anond:20071212042009 のことは知らんが、 行って良かった:anond:20071212180001 は若干脚色してるがガチ実話。

    • Re: 実は実話。

      「名刺」と「同じような境遇の人を探す」が鍵か

    • なるほど

      anond:20071213131024 こうやって人のスレで自分の自慢話をできるような人なら楽しめるということですかね。

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