■http://anond.hatelabo.jp/20070927231710

増田ありがとう増田

色々あって、まぁ、完全に元通りじゃないのかもしれないけど、元の鞘に戻った。

なんかまだ放心状態でよくわからないってのが実際だけど…

6時間ぐらいの間に最高に大事な人が死んで、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だって思ってたら本当に嘘になった。

奇跡って起こるんだなぁと思った。だってこれ、ほんとの奇跡だよ、俺からしたら。死んだ人が生き返ったんだ。

俺今回のことだけで心底神様を信じられるよ。そうじゃない何かが俺にあったのかもしれないけど、それを信じられるほど強くないので、今は神様のおかげってことにしておく。

奇跡は起きます起こして見せます！っていう台詞好きだったけど、起こしたつもりはなかったのに、藁にもすがる思いだったのに、起きた。

俺もう増田と神様のこと絶対忘れない。ありがとう増田。ありがとう俺の彼女。

***

2日ぐらいたって、予想外にブクマ貰ってたりでこれだけじゃ報告としては弱いので一応…。

実は増田ありがとうなのには訳があって、元増田の記事を書いたあと、俺はmixiの日記で「増田に毒を飲んでもらって大分楽になった。」的な日記を投げた。もちろん彼女に元増田の投稿を見てもらいたかったから。

正直それほど見てもらえることを期待はしていなかったけど、彼女の足跡を確認した直後、日記は消した。他の人に見られたいものではない…。

要は日記を見て、俺がふだん増田増田言ってたのを思い出して、ググって、ちょっと埋もれた俺の投稿を判別して、気づいてくれるかどうか、そういう分かりやすい賭け、だった。

で、その結果が

http://anond.hatelabo.jp/20070928021437

これだ。誰の投稿かは察して頂けると思う。

まぁ俺はそんなこと気づかずに、元増田を投げたあと放心状態で街を徘徊して、暫くして大分落ち着いたのでもう一度話を聞こう、せめてその男のことでも聞いて、自分を納得させよう…そう思って彼女に電話した。

そしてもう一度うちの狭いベッドの上で話をして、そのあと増田を見た、といわれ、ずるい、といわれて彼女は生き返った。

彼女は負けた、といった。彼女は彼女で別れてやろう、というある種の決心があったようで、好きな男ができた、というのはある意味で言い訳だったようだ。

結果的に増田に吐いた俺の、失恋から来るリアルな力強さを含んだ文章が、彼女を生き返らせた。彼女の決心を揺るがせた。

今の俺には、普段の俺にはそんな文章はかけないし、きっとこれを読んでいる人も退屈さしか感じないと思う。

失恋をバネに、とはよくいったもので、そのバネは相当に強いんだなあ、と実感した。

Permalink | 記事への反応(4) | 03:48

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