2007-09-20

都市伝説について

女の子の指が9号っていうのは、女の子ウエストはみんな55センチっていうくらい嘘だ。都市伝説だ」とある友人に言ったら、「としでんせつってなに?」という予想もしていない斜め上の反応が返ってきた。でも説明できない私。「何ていうか……みんなが本当だとおもっている嘘話というか……ほら口裂け女とか、死体洗いのバイトとか……」と何とか言葉を搾り出すと、「口裂け女を信じてる人なんかおらんやろー」とすぐさまリターン。もごもご。「いや、あの時代小学生はみんな信じてたんじゃない?」とか弱いにもほどがある抵抗を示す私。「ていうか、ネットとかの一部の用語じゃなくて一般的な用語なん?」と聞かれる。それは間違いない。「民俗学とかで都市伝説研究対象にしてる人とかいると思うから一般的な用語だと思う……ネットスラングとかじゃない……はず」「どういう字書くん?としって」「え、シティの都市な」「あーそういうのかー何か具体例挙げてよー」「ベッドの下の斧男とか…」「何それ?」「う…じゃあ、猫レンジ」「えーーーー!あれって嘘なん?」「そうやったと思うけど。訴訟社会を皮肉った小話があまりにも上手くできててみんな信じちゃっただったか、PL法かなんかの説明の誇張した例が事実だと広まったとか何とかそんなだったか」「えー…そうなんやーほんまにー?嘘ー私ずっと信じてた」

「多分都市伝説は、故意に広めた嘘話じゃなくて、自然発生的に広まって定着した嘘、みたいなもんなんだよきっと」ってことで決着した。むしろ友人は猫レンジが嘘だったことにしか興味を示してなかった。私はむしろ、都市伝説がよく知られた単語じゃないことにびっくりした。なんだろ、小説とかで知らない内に知ったのかな……

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