2007-02-28

鶏口牛後

疲れる。まわりの子たちがモテ過ぎる。

モテるといってもエビちゃん系とかではなく、「清楚でちゃんとしてそうな女の子」だからモテる子が多い。客観的に考えて、私は一人でいればごくごく平均値程度の外見だが、彼女たちと一緒にいるとき私は「はずれくじ」だ。

彼女たちは、老若関係なく男から「運命の人」だと思われるっぽい。そういうのって、ギャルっぽい子がモテるより切ない。彼女たちが「あーぁ、またオヤジとブサイクに言い寄られちゃった」とか「こっちがときめく以外の男性のツボをつきたくないのに」とかこぼすたびに、同じ場所で「はずれ」扱いされている私の立場がない。

でも、モテ度以外のことは本当に良い子たちばっかりなので、私は彼女たちがいないと生きていけない。おかげで、膨れ上がる劣等感と戦っている。これがとても疲れる。

ここかしこにいる派手な女が苦手な自称非モテな男たちもきっと、彼女たちに会って「ちょっと地味だけどよく見るとかわいくって、礼儀もちゃんとしてて、おねだりもワガママもしないこんな女の子運命の相手に違いない」と思うんだろうな。そして影で「きもい、最悪、勘違いすんな」って言われてても気付かなくてシアワセなんだろうな。

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